犬が尻尾をブンブン振っているのは嬉しいから。
でも、ウサギが尻尾をプイプイ振っているところ、見たことありますか?
ウサギも尻尾を降るんです。
でも、その意味は犬とはちょっと違います。
ウサギがしっぽを振る時
うさぎが尻尾を振る場合には、犬のように喜びを表現しているわけではありません。
ウサギがしっぽを振ることが多いのが、何かに集中している時です。
普段嗅ぎなれないニオイを調べていたりする場合に尻尾がプイプイと動きます。
ですが、個体差も結構存在し、美味しいものをもらっている時に犬のように尻尾をフリフリしてしまう子もいるようです。
とても可愛らしいですね。
ウサギがしっぽをあげる時
ウサギを観察していると、尻尾を持ち上げていることがあります。
しっぽを持ち上げると、しっぽの裏側の白くてホワホワした部分が見えるようになるんです。
これには基本的に2つの場合があります。
一つ目は、警戒している時です。
ウサギが野生の世界で暮らしていると天敵がいっぱい。
天敵を見つけて逃げる時、尻尾をあげてから逃げることで、
「ヤバそうだぞ!!」
ということを仲間に伝えているんです。
ですので、尻尾をあげている場合には、もしかしたら何か危険を察知しているのかもしれません。
二つ目は、異性にアピールする時です。
ウサギの生殖器と肛門の間には、臭いニオイを出す臭腺が存在します。
発情期には、しっぽをあげて、ニオイとフェロモンを振りまいて異性にアピールすることがあります。
おわりに
うさぎのしっぽは犬とは全然違う意味をもっています。
ちなみに、リラックスしている時には尻尾は下がっています。
尻尾に何か動いた時には、何か気になることがあるときです。
遊んであげる時など、気にしてあげるとより良い関係が築けるのではないでしょうか。