ウサギを飼っている人であれば、うさぎがヒクヒク鼻を動かしている様子を見たことがあるのではないでしょうか。
すごい早くヒクヒクさせている時もあれば、ゆっくりの時も・・・
鼻からもウサギの状態を読み取ることができます。
ぜひ、鼻の動きとウサギの状態の関係を知って、日々の共同生活に生かして見てくださいね!
そもそもウサギの鼻の役割って?
ウサギの嗅覚って実はすごいんです。
あの犬に次ぐ嗅覚を持つと言われています。
犬の嗅覚が人間の100万倍〜1億倍と言われているので、ウサギもだいたいそれくらいと考えて良いでしょう。
ウサギはその優れた鼻を使い、食べ物や天敵、仲間のフェロモンなどを嗅ぎわけます。
ウサギにとって、鼻は大切な情報収集の道具なんですね!
鼻をヒクヒク早く動かしている!
うさぎの鼻がヒクヒク早く動いている場合、それは情報収集を頑張って行なっている証拠です。
例えば、警戒しているとき。
「何か変だぞ?」
そう感じた時には、鼻の動きが早くなります。
そのほかにも、大好きなおやつの匂いがした時、
「大好きなおやつ!どこだどこだ!?」
と一生懸命探す時にも鼻の動きが加速します。
鼻の動きがゆっくりになった!
逆に、鼻の動きがゆっくりなった場合は、情報収集の必要があまりないと判断している時です。
落ち着いていて、リラックスしていると言えるでしょう。
例えば、うさぎが大好きなあなたに撫でて貰っている時、鼻の動きはどうなっていますか?
おやつをあげる時よりも動きが遅くなっているのではないでしょうか。
それは、あなたに対して警戒心を解いている証拠です。
「でも少し動かしているということは、完全に心配されていない!?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
ウサギは、基本的に常時情報収集をしています。
鼻の動きが止まるのは、熟睡している時くらい。
鼻の動きがゆっくりになっているとしたら、緊張を解いてくれている証拠です。
緊張・リラックスに関するその他のサイン
鼻の動きの他、目を見ることでもウサギの気持ちを読み取ることができます。
ウサギの目がパッチリと開かれている場合、警戒状態だったり、興奮して遊んでいたりする場合が多いです。
逆に、目を細めている時には、リラックスしている時です。
あなたに撫でて貰っている時、ウサギの目が細くなっていませんか?
それは、くつろいでいて、撫でて貰って気持ちよく感じている証拠です。
ただし、目が細くなっているのになんだか様子がおかしい場合、体調不良の場合があります。
鼻と目を見ることである程度のウサギの状態を把握することはできますが、それだけで全て分かるわけではありませんので注意するようにしましょうね。