ウサギをケージから出して遊ばせていると、ウサギが家の隅っこの狭いところにズイズイ入っていってしまうこと、ありますよね。
「せっかく広い部屋で遊ばせてあげているのに!」
と思ってしまいますが、ウサギの習性なのです。
ペットウサギの元を辿るとアナウサギ
現在、ペットとして主に飼われているのは「カイウサギ」と呼ばれています。
実はこれ、元をたどるとアナウサギなんです。
アナウサギはアルジェリア北部、スペイン、ポルトガル、モロッコ北部などに生息しています。
人間の手で、日本を含めた世界各国に移入されました。
アナウサギと言うくらいですから、アナウサギは穴を掘って生活します。
地中に複雑な穴を掘り、危険が迫るとその穴に逃げ込むわけです。
ですから、アナウサギにとって穴は「安心できる場所」なわけですね。
狭いところが落ち着くのは「血」です
そんなアナウサギの習性を受け継いだペットのカイウサギも、狭いところが落ち着くんです。
家具と家具の隙間や、棚の中など・・・。
そんな埃っぽいところに入らなければいいのに!
と思いますが、習性だから仕方がありません。
「しつけでやめさせる」
などはウサギのためになりません。
習性ですから、どうしようもできないんです。
ですので、入られたくない隙間には、先に入れないようにしてあげる必要があります。
部屋で遊ばせてあげる前に、お部屋の準備をしておくわけです。
アナウサギをたくさん見たい!
日本には、アナウサギといっぱい触れ合える場所があるんです。
ご存知の方も多いかと思いますが、広島県の大久野島です。
地元の小学校で飼っていたウサギが脱走して繁殖した結果、現在の数は公式では700とされていますが、それ以上いるだろうと推測されています。
ウサギまみれになる動画や画像がネット上に上がっています。
いつかいって見たいですね!